『コミュニケーション』は日本語で『伝達・意思疎通』を意味します。
監督はどうしても選手との関係がクローズアップされますが本当に重要なのはスタッフとの『コミュニケーション』なのです。
監督という絶対的な存在になるとスタッフとの関係は非常に神経を使います。
スタッフに対して厳しすぎても甘くなっても信頼関係は築けません。
馴れ合いのような関係性では言いたいことが言えずピッチで起きている問題を即座に解決する事は不可能です。
チームにとって問題を先延ばしにする事はあってはならない事なのです。
外国のように監督とスタッフがセットで移動する事が少ない日本ではチーム作りの最初の難関はコーチングスタッフの信頼関係作りかも知れないですね。
監督とコーチの関係以上にコーチ同士、コーチと他のスタッフの関係も難しい事はあります。
人間は誰しも序列を作りたがるものです。
コミュニケーションの取り方も相手に対してリスペクトが無ければ昔ながらの上下関係のようになってしまいます。
スタッフのギクシャクした関係は直ぐに選手に伝わります。
チーム強化は選手だけではなくスタッフの関係性が大きいのです。
監督は自分の理想と信念に基づいて戦い方を選ばなければなりません。
それがブレるとチームは動揺してしまいます。
コーチングスタッフ、メディカルスタッフは監督と選手を繋ぐ、言わば通訳のような存在です。
プロとして考え方を共有しなければならないのですが一筋縄に行かないのが世の常なのです。
誰だって野心はありますから自分を誇示したいのです。
その度合いが強くなり過ぎると翻訳が多少変わってくるのです。
だからこそスタッフ間の信頼関係は重要なのです。
選手との関係性とはまた違った人間模様がそこにはあります。
腹を割って話せる関係か否かがチームの強さなのかも知れません。
どんな方法で強固な関係を築き、そして崩壊するのか。
メディアには絶対に出ない話です。
そんな僕が経験した事を発信したくオンラインサロンを開設しました。
組織をまとめるのはスポーツの世界だけではありません。
たくさんの人たちの経験も取り入れ自分自身も成長しなければなりません。
コロナ禍の今、人が集まれることが少なくなっています。
サッカーを題材にしながらも人生のヒントが見つかるようなコミュニティーを作りたいと思っています。
是非、覗いてみてください。