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育成年代について考えてみた

ヨーロッパのリーグ戦を見るのもいいのですが、やっぱり国内リーグですね。

Jリーグはあと2週間ほどで始まります。

今年はワールドカップの関係で早く始まり早く終わりますがどんな戦いになるのでしょうか。

最近、偶然にも育成年代の指導者たちと話をする機会が重なりました。

自分自身、育成年代の指導に携わったのは約20年も前の事です。

その当時の選手たちが現役を引退して同じ指導者として歩み始めています。

そんな彼らとサッカーの、それもコーチンングの話をしているのですから不思議なものです。

希望に満ち溢れる若い指導者ですから自分の考え方を勢いよく話をしてくれますから時間はあっという間に過ぎてしまいます。

20年前と今では指導の仕方は変わったのでしょうか。

僕はスポ根アニメで育った年代です。

男の子は「巨人の星」や「侍ジャイアンツ」、そして女の子は「アタックNo. 1」や「エースを狙え」ですね。

どれもコーチから厳しい練習を強要され、ライバルには凄まじい妨害をされても自分に打ち勝ち、最後は栄光を掴むストーリーです。

「巨人の星」に関しては父親から殴られながらもスパルタな練習を続けるという家庭内でも父親の尊厳があったアニメでした。

スポーツはそれがあたり前と思っていたので何の違和感も無くテレビを見ていたものです。

子供がそうなのですから親もそんな感じだったのでしょう。

たぶん、今ほど子供のスポーツには興味がなく指導者任せだったと思います。

高校は全国有数の強豪校でしたので全国各地から優秀な選手が集まり、部員数も百人を超える大所帯だったので上下関係はハッキリしていました。

それまで敬語など使った事が無いに等しかったのと僕の場合は標準語の難しさで慣れるまでは大変苦労しました。

サッカーだけではなく生活の躾まで教わったのです。

『帝京五箇条』という一年生が朝から夜までにやらなければならない心得のような文言があり、入部後すぐに暗記しなければなりません。

上級生に対して意見はご法度で、一年生は直立不動で三年生の目を見て話してはいけないのです。

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