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53になりますが勉強になります

前回「アメリカ横断ウルトラクイズ」に掛けたブログを書いたのだが、そもそも「ウルトラクイズ」を知ってる人はどれくらい居るのだろうか。

知力、体力、時の運を合言葉に「アメリカへ行きたいか!」を「Jリーグへ行きたいか!」に置き換えたのだが知らない人にとっては意味不明だ。

このブログを読んでくれている人の年齢層や、性別は分析パートナーであるGoogleアナリティクスを持ってしても分からない。

どんな人を対象に文章を書くかがブログには大切らしいのだが、自分はサッカー好きの人というレッドオーシャンに向かって書いているのだ。

サッカーに例えると、分析も戦略もなく、ただ思うがままボールを蹴って、ピッチを走っているだけなのだ。

これでは、人気ブロガーに成れないばかりか、いくら広告を貼り付けた所で売れるわけがない 涙

だが、月に7桁を稼ぐという人気ブロガーの夢は諦め無いので、よろしくお願いします。

先日、長居でセレッソ大阪堺レディースとの試合の後にセレッソのユニフォームを着た、初老の男性に声をかけられた。

どうやらブログを読んでくれているらしい。

本当に少しだけの話だったが、試合を何年も前から見て、どう上手くなって来たかを話してくれた。

セレッソ大阪堺レディースは若いチームだ。平均年齢はノジマステラに比べ7歳も若い。

前期に対戦して余りにも選手のクオリティーの高さ、チーム戦術の浸透に驚いたので、ウォーミングアップからじっくりと見させてもらった。

対面パスから強いパスをして、ファーストコントロールを意識している。

何より驚いたのが、コーチに言われる事もなく選手全員がキッチリやっていた事だ。

そしてキックの質である。昔ながらの日本人の蹴り方ではなくスピンを掛けたキックなのだ。

もちろん、見た目からして高校生だと思われる選手はミスはあるが、パスの強度と質を落とさず続けていた。

これだけを見て、セレッソの育成年代の指導は男子女子関係なく素晴らしいものだと思った。

竹花 友也監督 の事は存じ上げてないが様々なカテゴリーを経験し、昨年はJ3セレッソ大阪U-23のコーチをされてたようだ。

昨年のセレッソ大阪U-23監督、現アカデミーダイレクターは 大熊 裕司は良くご存知だ。

何年か前のJリーグ・キックオフカンファレンスの出来事である。

控え室で日本リーグ・日立製作所で現役を共にした監督達とテーブルを囲んで談笑していた時に、話の流れから「お前ら俺を先輩って思ってないやろ」と言うと。

大熊 裕司曹 貴裁下平 隆弘が同時に「思ってるしっ!」と恫喝され、西野 朗 大監督に爆笑された。

そんな先輩を先輩と思わない後輩、大熊 は非常にストイックな優れた指導者だ。

大熊 裕司 一人だけでは無く、セレッソ大阪アカデミーの指導者、関係者の意識は相当なレベルで、一貫指導をしている事が想像できる。

『世界基準の選手育成を掲げる“育成のセレッソ”の誇り』を現実化しているセレッソだが 南野 拓実 のリバプール入りには驚いた。

日本人が世界のトップトップのクラブで活躍するのだから、中田英寿が当時の世界最高峰セリエAに行った以来の衝撃だった。

もちろん、香川真司のマンチェスターユナイテッドも凄い事である。

柿谷曜一朗、乾 貴士なども十代からJリーグの試合で揉まれ、世界へ巣立っている。

Jリーグで活躍することに留まらず、世界基準の選手を育成するためには若年層からの一貫した指導体制が必要なのだろう。

今後は、指導者の意識も世界基準で、クラブとして誰が指導しても一定の成果が出せるような育成組織が頭角を出して来ると思う。

男子サッカーではビッグクラブと言われるJクラブが成果を表せて来ているが、地方のJクラブもアカデミー組織に本腰を入れて来るのだろうか。

地方のJクラブは、それどころではなく、トップチームだけでも大変な事は重々承知だ。

だからこそ、大阪で声をかけてくれた男性のようにアカデミーチームの何処がどんな風に成長したというのが分かるファン・サポーターが増えて欲しい。

それには各クラブが自前のアカデミーの考え方をファン・サポーターに伝え、指導者のレベルと意識の向上が大切になって来ると思う。

ファン・サポーターが、クラブのアカデミー選手を「見て・育てる」環境が出来れば、より強くクラブを愛せるのでは無いだろうか。

それこそがJリーグの理念である、地域に根差した「おらがチーム」であり、近所のお兄ちゃんをみんなで育てる事だと思う。

もう一つ長居での試合で驚いたのが、バイシクルキックなど、派手なプレーで歓声を上げるのではなく、狙っているであろう3人目のスルーパスで歓声を聞いた事だ。

セレッソ大阪堺レディースのファンは目が肥えているというか、チームの成長過程を見ているのだと思った場面だった。

女子サッカーを考えるなら、女子選手は男子選手よりも成長のピークが早い。

選手育成はピークの年齢から逆算して、計画を立てなければならない。

WEリーグには参加しないセレッソ大阪堺レディースがモデルケースになるかも知れない。

もちろん長年、女王にいるベレーザも同じような考え方をしているのだと思う。

両チームとも平均年齢は低いがスキル、戦術理解力は相当高い。

『世界基準の選手育成』を女子サッカーで気づいた事は本当に驚いた。

長い間、トップチームで勝つことばかり考えていた自分の視野の狭さを痛感した。

今回ブログに書いた事は自分が思った事なので、それが正しいのか間違っているのかは分からない。

そして、自分が知らなかっただけであって、既に全国のクラブが実践しているのかも知れない。

そうだったら日本サッカーの未来は明るい。

因みにではあるが、自分は極度の人見知りなのだ。

スタジアムで見かけたら声をかけて頂いても良いのだが、気の利いた返答ができない事もあるのでご了承していただきたい。

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