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机上の理論では生き物は成長しません

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僕は見た目と違い楽しい人だと思っています。

なので普段も楽しい雰囲気で過ごしたいと思っています。

それは練習の時も同じで殺伐とした雰囲気は好きではありません。

厳しい練習の中でも笑いが起きるように仕向けるようにしています。

何故ならば、ただ黙々と練習に没頭しても上手くならないと思っているからです。

どこかにリラックスしたフラットな状態の方が吸収もしやすいからです。

ですがメリハリが非常に重要と言う事を忘れてはいけないのです。

ここを絶対に勘違いしてはいけません。

やる時をやらなければ烈火の如くブチギレします。

楽しいのと力を出さない、力を抜くのは違います。

楽しみながらも全力で練習をしなければ意味がないのです。

スイッチは自分で入れなければならないのです。

強いチームは個人でもグループでも切り替えが上手です。

監督やコーチに促されてスイッチが入るようではチーム力は高くなく、レベルの低いチームなのではないでしょうか。

選手自らがメリハリを付けれるよになれば本当に良い雰囲気の練習が出来ます。

リーダーシップを持った選手がその先頭に立ってくれ、声を出さずとも自然と強度の高い集中した練習になります。

いくら良い練習メニューを作っても良い雰囲気を作り出せなければ強いチームにはなりません。

机上の理論では生き物は成長しないのです。

コーチングスタッフも同じです。

常に雰囲気であったり選手の表情を観察しておかなければなりません。

その状況においてピエロになったり鬼になったり姿を変える事が出来なければならないのです。

「指導者は俳優にならなければならない」と言われる所以なのです。

選手に隙を見せてはならないのです。

指導者ライセンスでは教えてくれない事です。

カマタマーレ讃岐は毎年のように選手が変わっていました。

毎年残留争いをしているチームでも、そのシーズンによってチーム力が高かったシーズンとそうでは無かったシーズンがありました。

練習の雰囲気以外でその違いがあった事を思い出しました。

練習の中でリフレッシュも兼ねた『鬼ごっこ』をやる事があるのですがチーム力が高いシーズンの時は『鬼ごっこ』も真剣に盛り上がるんです笑

若手もベテランも関係なく皆んなで楽しんでました。

逆にチーム力が高くないシーズンの時はどこか余所余所しさがあり盛り上がりにかけていたんです。

『鬼ごっこ』を真剣に楽しんでいたシーズンは団結力があって、どんな劣勢の試合でもひっくり返したり追いついたり粘りのある試合をしていたように記憶しています。

 

ちなみにですがアウェイのナイターの時は午前中に身体を動かします。

ホテルのロビーに集合して近くの公園にぞろぞろと歩いて移動します。

そこで少しストレッチをして『鬼ごっこ』を始めるのですが汗をかくわけです。

ホテルに帰ってタオルを追加する枚数が多いほどチーム力が高いシーズンなのです。

嘘のような本当の話です笑

 

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