残り一週間だったと思います。
支援額が100万円間近でした。
正直、ここが頭打ちだろうと考えていました。
それでも、こんなに支援してくれている人たちが居たんだと驚きと感謝が入り混じっていました。
ノジマステラとの契約が満了となった6月ですがご存知の通り、今年の初めに早々と来期は契約を延長しないという事を言い渡されました。
契約事なので仕方がありませんが、それをまた発表されたもんですから何か生き恥を晒された気分になったのは確かです。
それでも仕事は全うしなければなりません。
それからの半年はこれまで以上に女子サッカーを俯瞰して見る事が出来ました。
見る事が出来たというよりも俯瞰して見るようにしました。
何故そう見るようにしたかは自分でも分かりません。
多分、男子と女子の違いを何と無くでは無く、しっかりと自分の中で納得したかったからだと思います。
上手くいきそうなのに少しの事で歯車が狂う女子サッカーが不思議でならなかったのです。
選手達の思考、女子サッカーを取り巻く環境であったり、そのすべてに理由がありました。
この時点では自分が女子のサッカースクールを開校するなどとは思ってもいませんでした。
いつかはサッカースクールのようなのを作ったら面白いのかなって思う程度だったんです。
それが立ちどころにサッカースクール設立になったのです。
しかも女の子の。
全国各地にサッカースクールは乱立していて、京都にも多くのスクールがあります。
しかし女子だけのチームやサッカースクールは少なく、意識の高い女子選手は男子に混じって頑張っているのを京都サッカー協会の幹部から聞きました。
ノジマステラの2年目になると選手たちとはこれまで以上に会話をする機会が増えました。
その中で彼女たちの育成年代の頃の話を聞くと『やはり』という女子選手が足りない部分が納得する事が出来たのです。
ならば、その足りない部分を育成年代で補っておけば、もっとレベルの高い女子サッカー選手が誕生すると思いました。
女子選手の『サッカーをする環境の提供』と『足りない部分を伝える』がタイミング良く重なり、サッカースクールを作る決意になったのです。
どうせやるなら日本で一番、質の高いスクールにしたいと考えクラウドファンディングに挑戦したわけです。
冒頭にも書きましたが正直、目標額には届かないと思っていました。
それが残り数日で凄まじいばかりの勢いで一日を残して目標達成する事が出来ました。
そして何より多くの皆さんがSNSを拡散してくれた事が嬉しかったのです。
何か支援してくれる皆さんとの一体感を感じました。
支援してくれた皆さんと共同でスクールを立ち上げます。
そして必ず良いスクールにしたいと思います。
直ぐには結果は出ないかもしれませんが頑張ります。
本当にありがとうございました。感謝します。
最後に返礼品の提供や協力をしてくれた方々にも厚く御礼申し上げます。