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サッカーの見方は千差万別

皆さんは好きなサッカーをスタジアムで、テレビでどのような見方をしているだろう。見方などは、人それぞれで楽しく見れたら、それで十分なのだ。自分の場合、仕事や勉強で『観るサッカー』と、趣味として『見るサッカー』では見方が違うので今回は趣向を変えて『見るサッカー』を書いてみる。

あくまで自分自身が楽しむだけの見方なので、参考になるかどうかはあなた次第です。

システム?選手の並び?

キックオフ前のメンバー表だったり、テレビ画面の選手配置図など完全無視。試合前に提出するメンバー表は正確に書いてない(書かない)事が多いのだ 笑
しかも、試合が始まってしまえば、選手の並びなどはグチャグチャになるのだから。

どこを見るの?

攻めてる時の最終ラインの対人関係(人数)と、攻められてる時の相手最終ラインの対人関係を見ればシステムが噛み合ってるか、否かが判る。この時に噛み合っていなかったらサイドの攻防を見て、どちらが数的優位を作れているかが判る。

 

それが判れば攻撃時はこのシステムで、守備時はこのシステムに変化している事が見える。次にマッチアップしている選手同士の力関係を見るのと、チームの中心選手にどんなアプローチをしているかを見れば良い。ベンチでは監督を始め、コーチングスタッフが慌ただしくボードを手にしている時だ。

試合が落ち着いてきたら?

いよいよ、スペースが動き出す時だ。攻撃側はチーム全体でスペースをクリエイトして、そこへ、いかにして進入して行ってるかを見る。縦からなのか、横からなのか。守備側はラインを下げるのか、それともライン間を圧縮するのかの駆け引きを見る。ここまでは、ある程度、監督は想定している通りになるので、その試合の進め方も見えてくる。

他に攻撃の見るところは?

ボールを持ったチームが、相手の背後を取る時はソロなのかコンビネーションなのか。
どんな手段で、ハーフェイラインを越えようとしているのか。
何処をポイントにしているか。 ※ポイント = ボールホルダーがヘッドアップする場所

他に守備の見るところは?

何処へボールを誘導しているか。
横のスライドは当たり前なので、縦のスライドはどうなっているか。
センターバックの走るスピード。

試合が進んできたら?

ライン間の距離やスペースがどう変わってるか。
変化をもたらすためにシステムを変えるのか、違う特徴の選手を投入するのか。
残り10分の試合の終わらせ方。

それ以外で見て面白いのは?

試合前のウォーミングアップは試合を進めるヒントが隠されてる事もある。単なるパス練習、ボールポゼッションだと思わないで欲しい。試合前なのに守備の強度が厳しければ、もしかしてキックオフ直後から・・・と想像が出来る。そして、ピッチへの散水の量も。 笑

 

                     

こんな感じで試合を見てるのだが、自分の想像通りの試合だと面白くない 笑
観る時はメモを取りながらだが、見る時はリラックスして楽しんでいる。もちろん、皆さんと同じように選手に対して、監督に対して心の中で「○○○○やん!」と呟いている。口には出さないで心の中でだ 笑

これくらいの事を見るだけで十分、楽しく試合を見れると思う。ゴールを見て、歓喜するのがサッカーの醍醐味だがプロセスを経てゴールがあるのだ。巷の戦評を読むと、ハイライトを見ただけかと思う記事が溢れているのは悲しい。

サッカーで面白いのは、リーグ戦であったりの、勝ち負けのある真剣勝負の試合だ。プロであれ、アマチュアであれ、男だろうが女だろうが変わらない。その1試合の結果で大なり小なり、何かが変わるのだ。そんな本当の真剣勝負は想像以上の事が起きる。

千差万別、人それぞれ見方はある。どんどんウンチクを語って日本サッカー界を盛り上げましょう。

 

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